尿酸値を下げる牛乳!その効果の秘密とは?

健康

※2026年9月に最新情報へ見直しました。

ある日、突然足の親指の付け根に激痛が走り、腫れて歩けない!!という経験、痛風の人は経験していると思います。お医者さんに尿酸値を下げましょうと食事指導されますが、そんな簡単に下がってくれないのが尿酸値ですよね?今回はこの厄介な尿酸値を下げる働きが研究で報告されている、牛乳の秘密についてお伝え致します。

牛乳成分カゼインとラクトアルブミンの働き

牛乳に含まれているカゼイン、ラクトアルブミンという2つのたんぱく質は、体内でアラニンという物質に分解されます。

このアラニンによる尿酸排泄促進作用が、尿酸値を下げる秘密の正体だと考えられています。実際に、約47,000人の男性を12年以上にわたって追跡したアメリカの大規模な疫学調査では、乳製品の摂取量が多い人ほど痛風の発症リスクが低いという結果が報告されており、乳製品に含まれるカゼインやホエイたんぱく質(乳清たんぱく質)の尿酸排泄促進作用が関係していると考えられています。

尿酸は身体に溜まってしまうと、尿酸を処理している腎臓にダメージを与えてしまうこともありますが、牛乳に含まれるこれらのたんぱく質は尿酸のクリアランス(排泄能力)を高める働きがあると報告されています。それによって尿酸を体の外に排出しやすくなると考えられているのです。

特に低脂肪乳にカゼインとラクトアルブミンが多く含まれるとされているので、体重管理をしている人も安心して取り入れやすいですね。

それに牛乳ならばコンビニやスーパーで手軽に手に入るので、多忙な方や不規則な食生活になっている方でもすぐに始められるのも嬉しいポイントです。

また、牛乳が苦手、飲めないという方もいらっしゃると思いますが、ヨーグルトなどの乳製品でも同様の効果が期待できるとされているので、ぜひ試してみて下さいね。

1日に飲む量は?

牛乳が尿酸値に良いといっても、牛乳ばかり飲んでいるとお腹がゆるくなってしまう人もいます。

目安は1日、コップ1~2杯程度で十分効果が期待できるとされています。

飲むタイミングは、食事で摂取したプリン体由来の尿酸を排出する働きを期待できるとされているため、食事中か食後がお勧めです。

尿酸排泄に黒酢やクエン酸との併用効果はあるの?

尿酸値には黒酢やクエン酸の摂取も良いとされていますよね?

ただ、黒酢やクエン酸は、尿を酸性からアルカリ性に近づけて尿酸を溶けやすくする働きが中心で、牛乳のように尿酸の排泄量そのものを直接増やす効果とは、作用の仕組みが異なるとされています。

クエン酸には、疲労物質である乳酸の代謝を助けたり、体内をアルカリ性に傾けて血液の状態を整えたりする働きがあるとされ、牛乳にはない役割が期待できます。

また、クエン酸はレモンや梅干し等にも多く含まれていますので、食事に取り入れて摂取しやすいのではないでしょうか?

【重要】すでに痛風・高尿酸血症と診断されている方へ

牛乳やクエン酸の摂取は、あくまで食生活の工夫の一つです。すでに痛風・高尿酸血症と診断され治療中の方は、自己判断で薬を減らしたり治療を中断したりせず、食事の工夫は医師の指導と合わせて取り入れるようにしてください。

まとめ

尿酸値を下げる働きが期待される秘密は、牛乳に含まれているカゼインとラクトアルブミンによって、尿酸の排泄が促されることにあると考えられています。

1日、コップ1~2杯を目安に取り入れてみましょう。

牛乳と併用して黒酢やクエン酸を摂取するのもおすすめです。

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