※2026年9月に最新情報へ見直し
様々な事情でお腹がすいて困ってしまった時、ひとまずどうしたらよいのでしょうか。そんな時に利用できる方法を紹介します。収入が急に途絶えた、母子家庭で生活が苦しいなど、食事に困っている人を支援してくれる「こども食堂」や「フードバンク」などがあります。それぞれどのようなところで、どのように利用できるのでしょうか。
あきらめないで!すぐに食べられる方法とは
すぐにお腹を満たしたい時はどうすればよいのでしょうか。代表的な支援先を3つ紹介します。
①こども食堂
親子であれば、こども食堂という選択肢があります。全国こども食堂支援センター・むすびえの2025年度調査によると、全国のこども食堂は12,602か所に増え、公立小学校数の約7割に迫る規模となっています。年間の延べ利用者数は2,533万人にのぼり、地域の生活インフラの一つとして定着しつつあります。子どもは無料〜数百円、大人も数百円程度で食事ができる場合が多く、地域による差はあるものの数は年々増え続けています。
②フードバンク
フードバンクとは、賞味期限が近いなどの理由でまだ食べられるのに廃棄されてしまう食品を企業や個人から集め、食料に困っている人に無償で提供する仕組みです。多くの場合、自治体の窓口やNPO団体への事前登録が必要です。
③デパ地下・スーパーの試食コーナー
あくまで一時しのぎではありますが、デパ地下や週末のスーパーの試食コーナーを回ることで、ひとまず空腹をしのげる場合もあります。ただし継続的な解決にはならないため、根本的には次に紹介する公的な相談窓口につながることが大切です。
生活困窮者自立支援制度を知っていますか
2015年4月から、厚生労働省による生活困窮者自立支援制度が始まっています。地域の相談窓口で専門の相談員が話を聞き、一人ひとりに合った支援プランを作成してくれます。主な支援メニューには、住居確保給付金、就労準備支援、家計改善支援、就労訓練事業、生活困窮世帯の子どもの学習支援、一時生活支援などがあります。食事だけでなく生活全般に困っている場合は、まずこの窓口に相談してみることをおすすめします。
こども食堂の利用やフードバンクの手続き方法
こども食堂の利用の仕方
特別な手続きや厳密な決まりがない食堂が多く、必要なお金を持って(無料の場合は手ぶらで)行くだけで利用できるケースがほとんどです。無料対象を高校生までとしている食堂も多く、子どもだけで行かせられる食堂もあるため、忙しい保護者の助けにもなります。むすびえ(全国こども食堂支援センター、https://musubie.org/)のサイトから、近くのこども食堂を探すこともできます。
フードバンクの利用の仕方
フードバンクは、突然訪問したり問い合わせたりしてもその場では利用できません。登録した団体や個人を対象に食料を提供する仕組みのため、事前に自治体の窓口や地域のフードバンク団体へ利用したい意思を伝え、収入状況などの確認を経て登録する必要があります。詳しい手続き方法はこちらの記事で紹介しています。
まとめ
探せば支援してくれるところは全国に広がっているので、諦めないでください。こども食堂は12,000か所以上に増え、子どもは無料の場合も多いので、まずは子どもだけでも利用してみるのも一つの方法です。フードバンクは事前の登録が必要なので、早めに自治体やNPO団体に問い合わせてみましょう。一人で抱え込まず、複数の窓口に相談することが、支援につながる近道です。

