干ししいたけが高い理由とは!栄養の違いについて

干ししいたけは生のしいたけに比べて3倍ほどの価格がしますよね。なぜ干してあるだけでこんなに高いの?って思ったことありますよね。なぜ干ししいたけは生しいたけに比べて高いのか、栄養価に違いはあるのかについて今回はスポットを当てて行きたいと思います。お料理の参考にしてくださいね。

<スポンサーリンク>



乾燥しいたけは生しいたけよりなぜ高い!

干ししいたけは、十分に熟成させたしいたけの裏を日光に当てて作ります。紫外線の殺菌の効果を利用した伝統的な作り方で加工される食品です。カビの対策、干す場所など考えられプロの手によって丹念に作られます。また干しあがった段階で形の悪いものや欠けてしまったものは売り物にならず取り除かなくてはいけません。肉厚でサイズの整った「ドンコ」と呼ばれるような干ししいたけを作るには手間も時間もかかるのです。

江戸時代より前は、干ししいたけは中国への大切な輸出品でした。当時先進国だった中国へ輸出出来るほど国産の干ししいたけは価値があったのです。今でも日本の干ししいたけは、世界に誇ることのできる保存食なのです。
<スポンサーリンク>



生椎茸と干し椎茸の栄養の違いは?

干ししいたけの主要な成分は“グアニル酸“です。生しいたけにはグアニル酸の元となる核酸は含まれていますが、グアニル酸の保有量はとても少ないです。しかし、生しいたけを干すと核酸が酵素により分解されてグアニル酸の保有量が増えるのです。

干ししいたけは独特の香りももっています。これは“レンチオニン”という物質です。こちらも生しいたけには無く、レオニチンの元になるレンチオニン酸が含まれています。レンチオニン酸には香りはありませんが、生しいたけを乾燥させている時に酵素の力で香り高いレンチオニンに変化するのです。

栄養面でも大きな違いがあります。生しいたけは、天日で干されている間にビタミンDがなんと数十倍にも増えるのです。ただし、市販の干ししいたけの中には天日で自然乾燥させたものと、高温乾燥させたものがありますが、干ししいたけの効果が十分得られるものは天日での自然乾燥したものです。お間違いの無いように表示をよくお確かめくださいね。

まとめ

最後まで読んで頂き有難うございました。今回の記事の内容は如何だったでしょうか?
なぜ干ししいたけは高いんだろう・・・と思っていた疑問は解消されましたか?
伝統的な作り方で丹念に手をかけて作られ、更にグアニル酸のうま味成分とレンチオニンの香り成分、更に生しいたけよりも数十倍にもなるビタミンDと、良いことづくめになるのですね。ビタミンDにはカルシウムを吸収する効果があります。お料理で上手く利用したいですね。乾燥品には十分な効果が無いのでご注意くださいね。
<スポンサーリンク>