正しい知識と方法さえ間違えなければ
焚き火は楽しくできます。
火を囲む団らんってなぜか落ち着きますよね・・・。
火は最高の酒の肴だと思っています。
遠い大昔に祖先から受け継いだ記憶(遺伝子)が
はたらき安心させるのかもしれませんね。
初心者や焚き火は苦手な方はこれで簡単に起こせますよ!!
野外での調理や災害緊急時に役立ちます。
たまには焚き火をしてみましょう!!癒されますよー
できない環境ならキャンプ、バーベキュー場等
機会や場所に行ってぜひ火と語ってみて下さい。
では初心者でも簡単にできる焚き火の方法と知識
を伝授しちゃいます。
目次
◆焚き火の目的
焚き火の方法は目的によって違います。
それによって焚き火の起こし方や
場所がずいぶん変わってきます。
人が火を起こす目的は大きく分けて
5つくらいだと思います。
1)照明
2)暖をとる(または火を囲んで団らん)
3)調理・加工処理
4)焼却(要らないものを焼く)
5)遭難救助<遭難時は高い場所で煙を高く上げること!>
当たり前ですが普段は1~3が多いので
その前提で記事を書いていきますね・・
最初に必要なことは・・
◆焚き火場所の確認と環境
・公衆の迷惑にならない場所であること
明かりもそうですが匂い、煙等も考慮しましょう
・周辺に引火すると危険なものがないか
必ず確認しましょう
・雨にさらされていない場所
・火床の空気吸入口に風が吹き込める
◆火を起こす時、最も重要なことは
火を起こす時、重要な事は火床です。
もう一度言いますね!
焚き火で火を起こす時に重要なことは
火床を作ることです。
●火床(ホド)とは囲炉裏などの火を起こす中心
の環境構造全般をいう
◆最近の焚き火の規制状況
最近のキャンプ場などは直火禁止
の施設がほとんどです。
直火とは地面に直接薪を置いて火を炊く
ことです。
地下に住む生物保護や焚き火
の残骸処理でキャンプ地面
が汚れるためいたし方ない
規制だとは思います。
ですから焚き火台や
バーベキューコンロ
七輪等を規制された場所では
使用するしかありません。
●焚き火台の画像貼る
焚き火台等は効率的に空気を送る環境だ出来て
いるのであまり火起こしはあまり苦労は
しないと思います。
なぜなら既に火床は出来上がっていて、
あとは薪や炭を置くだけだからです。
やはり難しいのは地面で直火を起こすことです
直火火床はその場所や状況によって千遍万化します。
直火火床の知識だけは大事なのでもう
一度確認しておきましょう!!
普段は行いませんが
いつか直火を行う機会
(海辺、田舎、災害、遭難etc)
がくるかもしれません。
◆直火の時に必要な火床作りの基本
・薪、木炭の材料が湿っていないこと
・火床となる地面が湿っていないこと
赤土や地面が濡れたり湿っていた時は
砂利や石を敷き地面から距離をとる
付近に砂利や石がないときは薪を敷いたり
不燃物や空き缶を何本か埋めて敷くのもOKです
以前、空き缶を3本横に並べて埋めて火床を
作ったときもありました。
(細かい砂や炭は湿気を吸収するのでNGです)
・下から空気を送る通路を必ず確保すること
さて以上が焚き火の環境の内容でした。
つぎは焚き火の火起こし方法です。
◆焚き火で用意するもの
・ライター等(マッチ、マグネシウム棒)
・着火剤(新聞紙等でも可)等
・団扇
・小枝、薪または木炭
・火ばさみ又は火箸
◆薪で火を起こす方法
・初めに4種類のサイズの薪を準備します。
1)シバと呼ばれるマッチ棒ほどの小枝(一握り程度でも可)
2)鉛筆ほどの太さ枝(これは多めに用意)
3)マジックペンほどの太さ(15ミリ位)
4)それ以上の太さを準備
5)着火剤に火を付け火床の中心に置きます
6)素早く1のシバをのせます
7)1のシバ全体に火が回らないうちに2の枝を均一に配置します
8)2の枝に火だ付きたしたら3の枝を均一に配置
9)3の枝にある程度火が付いたらひと安心です。
10)あとは4の薪を2~3本交差状ににくべていって下さい。
11)常に空気を気道確保には気を付けてあとの火かげんは
4の薪を入れたり出したりで
調整できます。
◆炭で火を起こす方法
・初めに3種類のサイズの薪を準備します。
1)小さい木炭(消しゴムサイズくらい
10個ほど用意)
2)中くらいの木炭(栄養ドリンク瓶サイズ)
10本程度
3)それ以上の太めの木炭
以上三つサイズに分けます。
購入してきた木炭が均一の大きさ太さ
だったら一部を細かく割って用意します。
4)着火剤に火を付け火床の中心に
置きます
5)素早く1の炭を着火剤の上に
2~5個のせます。
6)載せきらなかった1の余った炭は
着火剤の炎に接触するように
周辺におきます。
7)3個以上1の炭に火が付いたら
その上に2の炭を2~3本おきます。
8)団扇などで風を送り2の炭に火が付くことに注力
9)2の炭に火がついたら一安心、
同じ2の炭を5~8本のせてから、
さらに3の炭を重ねるように
2~5本置きます
10)炭は近隣の炭と接触させて配置する
ことが大切です。
離れ小島の炭火は消える
可能性もあります。
11)火加減の調整は同じで新しい炭を
足すか火のついた炭を出したり
して調整します。
*炭火おこしは着火剤にも左右されるので
できるだけ燃焼時間が長いものを
購入しましょう。
◎私は普段炭火を起こす場合でもまず薪で火
を起こします。
その薪で炭が出来たあとに木炭を投入するよう
にしています。
そうした方が薪火でできた炭で
簡単に木炭には火がつきます。
団扇などで扇ぐ必要なないので簡単で楽です。
◎トーチバーナーで直接木炭に火を付ける
方法もあります。
その際は木炭の火がパチパチ跳ねるので
要注意です!!
その時も基本は
消しゴム大の木炭に何個か火をつけ
それから太い木炭に火を移すと簡単です。
◆まとめ
以上で焚き火の方法とマメ知識のレクチャー終了です。
如何だったでしょうか?
焚き火の方法は人によって様々あります。
今回は私の方法ですので他にもっと良い方法があれば
是非でコメントでお教えください。
私は「焚き火は生存の基本」と考えています。
焚き火を楽しみ!人生を暮らしたいと願ってます。